最新式の全自動洗濯機で洗濯してるのに、思ったよりも綺麗にならない…実は、あなたの方法は間違っているかもしれません。
濡れた衣類は乾かしておく
体を拭いたタオルや雨で濡れた服などを、そのまま置いていませんか?まさかそのまま洗濯機に入れてませんよね。洗濯機を毎日回すのなら、まだそれでもいいかもしれませんが、週に2回ほどしか回さない場合は、雑菌が繁殖してカビや匂いの原因になります。タオルなどが黒ずんできていませんか?
洗濯機に直接入れずに、ランドリーボックスを用意しましょう。身体を拭いたタオルなどは、できれば乾かしてからランドリーボックスへ入れましょう。
腹八分目
洗濯機に入るからと言って洋服を入るだけつめていませんか?入れすぎると洗剤などの循環を邪魔してしまいます。また、こまめに洗濯することで、匂いの原因の雑菌が繁殖するのも防げます。
めんどくさいのはわかりますが、急がば回れです。ためずに回数を増やしましょう。
水温は20度~40度
温度が高い方が汚れが良く落ちます。とはいえ、高すぎると色落ちしてしまったり、生地を傷めてしまうことも。とくにポリエステルはお湯で洗うのは好ましくありません。高くても40度以下と覚えておきましょう。前日のお風呂の残り湯を入れるなら、それほど高温にはならないので安心してください。
お風呂のお湯をくみあげるポンプもホームセンターなどで市販されています。
また、バケツなどで50度程度のお湯をためて衣類を浸けておくことで、漂白剤などを使わずにある程度殺菌することもできます。
30分ほど浸けておいて、あとはそのお湯ごと洗濯機へ入れましょう。臭いがとれます。
洗いは5分~10分
長く洗濯機を回しても、汚れの落ち具合はそんなに変わりません。それよりも生地が傷んでしまう方が問題です。特に泥汚れなどがない場合は、短めに設定することをおすすめします。
液体洗剤よりも粉末洗剤
一般的に、粉末洗剤の方が液体洗剤よりも洗浄力が高いことはあまり知られていません。できれば粉末洗剤を使うのをおすすめします。溶けにくい場合は、お湯を使いましょう。洗濯機に入れるときに、先にお湯で溶かしておくのもいいでしょう。あまり衣類が汚れないという方は、手間を惜しんで液体洗剤を使うのもありです。
洗剤は入れすぎない
たまに、汚れがひどいときには何杯も洗剤を入れている人がいますが、これも意味がありません。入れすぎると粉が溶け残ってしまうことも。決められた分量を守りましょう。
定期的に洗濯槽を綺麗にする
洗濯槽クリーナーが販売されています。塩素系と酸素系の漂白剤がありますが、酸素系がおすすめです。これまで塩素系しか使ったことの無い人は酸素系を試してみて下さい。過炭酸ナトリウムという成分です。エスケー石鹸株式会社のすっきり洗濯槽クリーナーの評判が高いです。
仕分け方や色落ち防止策
洗濯する前にやることもいろいろあるんです。
タグをチェックする
取り扱い絵表示を確認して、推奨の洗い方を把握します。と言っても、必ずその通りにしなくてはならないというわけではありません。手洗いのものでも、ネットに入れて手洗いモードなどで短時間洗えば問題ないことがほとんどです。
色落ちをチェックする
買ったばかりの服を初めて洗濯するときには、色落ちにも注意しましょう。白いタオルなどに、洗剤の原液をつけて、衣類の目立たないところをトントンと叩いてみます。色が移ったら色落ちするしるしです。クリーニング店に相談しましょう。クリーニングに出すほどでないなら、洗濯をするときに塩を入れる、お酢を入れる、中性の洗剤を使う、裏返して洗ってそのまま干す、などの対策で対応しましょう。
ポケットの中をチェックする
洗濯物がティッシュまみれに!誰でも一度はやったことがあるミスではないでしょうか。ガムなどもやっかいです。ポケットの中にたまったホコリも出しておきましょう。
ファスナーやボタンを閉じる
ファスナーが開いていると、他の衣類にひっかかってしまうことがあります。閉めておきましょう。ボタンも同様です。もし、ほつれて取れそうなボタンがあれば、とってしまいましょう。後で縫い付けましょう。
仕分ける
なんでもかんでも一緒に洗っていませんか?きちんと分けて洗うことで仕上がりが変わって来ます。
仕分けの例としては、「白っぽいものと、色の濃いもの」、「あまり汚れていないもの、汚れのひどいもの」、「薄い生地などのデリケートなものと、丈夫なもの」などがあります。これらを分けることで、白いシャツに色が移ってしまったり、汚れが他の服についてしまったり、ブラウスが破れたりすることを防げます。
つけ置き洗いをしておく
靴下や作用着などの頑固な汚れは、つけ置き洗いしておくといいでしょう。40℃前後のお湯に洗剤と酸素系の漂白剤(色物の場合は入れない)を入れ、衣類を30分~1時間ほど漬けておきます。そして洗浄液ごと洗濯機へ入れてしまいましょう。
ワイシャツの襟などには、前もって洗剤を塗っておくだけでも汚れの落ち具合が変わって来ます。
以上のコツを守って、正しく洗濯しましょう!
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