雑談力などをあつかった書籍が多く書店に並んでいます。一見無駄のような会話が、人間関係をつくるのに大きく役立つからです。
目的の無い会話を続けるのが苦手という人も多いでしょう。自由だからこそ何を話したらいいのか分からないのではないでしょうか。
やっと話題を考えてひとつ質問しても、ひとこと回答されてまた沈黙…
こんなことにならないように、キャッチボールの続く話題の見つけ方を紹介します。
まず、大前提として、人間が最も興味のあるのは自分自身のことです。自分大好き。つまりは相手の話を聞くのが会話を弾ませるポイントです。異性と何を話したらよいのか分からない人にも参考になるでしょう。
相手との共通点を探す
初対面であれば、出身地などの話題になるでしょう。そのとき、同郷であれば自然と話が弾みますよね。そうでなくても、行ったことがあったり、テレビで見たことがあったらそう伝えましょう。よく知らなければ、どんなところなのか聞いてみましょう。
出身地以外にも、相手の話の中に自分との共通点があったら言いましょう。具体的で無くても大丈夫。相手がサッカー経験者で自分が野球経験者だったとしても、スポーツ好きとしてくくってしまいましょう。
相手の変わったところを探す
変なところではなく、変化したところです。何度か会ったことのある人には、近況を尋ねるのは自然ですよね。そのとき、相手の変化を見逃さないようにしましょう。日に焼けていたら、「ずいぶん焼けましたね。どちらかに行かれたんですか?」と聞くんです。
髪型が変わっていたら、それについて話せます。お洒落な時計をしていたら、どこの時計なのか聞いてみましょう。
初対面の時は、次回に気がつけるように、相手のことをよく見ておきましょう。
天気や大きな話題について話す
これは定番ですね。定番がゆえに鉄板です。テレビなどで話題になっている話なら、相手も知っている可能性も高いですよね。ただ、気を付けなくてはならないのが、政治や宗教の話題です。あまり親しくない間柄であれば、避けた方がいいでしょう。
話題のドラマや映画をおさえておくといいでしょう。
食べ物や旅行について話す
誰でもかならず食事をします。旅行もしたことがあるでしょう。おいしいお店を知らないか、おすすめの旅行先はないかなどで話を広げられます。
あまり旅行が好きで無いと言われたら、休みの日はどんなところにでかけるのかなど質問できますよね。
自分が困っていることの解決策を教えてもらう
あなたが困っていることについて聞いてみましょう。あなたが興味のあることなので、聴き方も真剣になるでしょうし、相手もよろこんで教えてくれるはずです。人の役に立つことは、何よりの喜びなんです。
既婚者であれば、夫婦円満の秘訣などが聞けますね。
これは聞いてはいけません!
相手のことを質問すればいいと言っても、聞いて良いことと悪いことがあります。プライベートな話題は嫌がる人も多いので、相手が自分から話し出したのでないなら、聞かないのが無難です。
独身の方に恋人について聞くのはやめようと思っても、家族のことならいいだろうと判断してしまっていませんか?
親しい間柄なら問題ないかも知れませんが、複雑な家庭環境の人にとっては答えにくい質問かも知れません。
これからもっと親しくなっていきたいと思っているなら、まずは自分からプライベートな話題をふってみましょう。相手が嫌でなければ、自分のことも話してくれるでしょう。