免許はゴールドだけど、もう何年も運転していないという人も多いでしょう。車を持っていなければ運転する機会もなかなかありません。
仕事で運転する必要が出てきたけれど、運転する自信がないというケースが良くあるようです。
ペーパードライバーでも上手くなるための運転の練習方法を紹介します。
自動車学校でペーパードライバー向けの教習を受ける
何年も運転していないという方は、一回だけでも教習所のペーパードライバー講習を受けた方がいいでしょう。自分が何が苦手なのかを考えておいて、教官に伝えるようにしましょう。
教官はプロなので、最も安全に練習できる方法です。多くの教習所で行なわれています。
出張教習を受ける
運転はできると思うけど、確認しておきたいという方は出張教習を頼むのもひとつの方法です。教習所へ行くのでは無く、インストラクターに来てもらって練習する個人レッスンです。自宅の車に補助ブレーキをつけて練習できるところも。実際に利用するスーパーなどの駐車場や、自宅の車庫へ車を入れる練習も可能です。
時間に自由が利くのもメリットです。
各地に会社がありますし、出張エリアも広いので全国で受けられるでしょう。
広い私有地などで練習する
運転の勘を取り戻すために、ちょっと運転しておきたいという方は、自己練習だけでもしておきましょう。運転に慣れた家族をコーチ代わりに助手席に座ってもらい、広い駐車場などで練習するという方法です。人がいない私有地で練習してください。
家族に協力を嫌がられたという方は、あなたが思っているより運転できないのかもしれません。おとなしく教習所へ行って下さい。
やってはいけない練習法
×レンタカーを借りて練習する
これはおすすめできません。レンタカーにお金をかけるのなら、ペーパードライバー講習を受けて下さい。万が一レンタカーで事故を起こしてしまった場合、任意加入の免責補償制度(1,000円程度払うのありますよね?)に加入していれば、自己負担額は少なくて済むでしょう。でも、車の修理中に営業できなかった損失として一定額を支払わなくてはなりません。さらに、条件によっては高額な修理費用の全額を負担しなくてはならないことも。
さて、いつまでも練習だけでは済みません。
かといって、いきなり長距離を運転するのは怖いですよね。本番としておすすめなのは、同じコースを繰り返し運転すること。
毎回同じ道を走っていれば、緊張しすぎることもありません。交通量の少ない道などで、何度も運転を繰り返しましょう。
逆に慣れすぎてしまうのは事故の元なので、初心忘れるべからずの精神で。
運転が向いてないと思ったら
ペーパー歴が長すぎて、もう運転は無理…
免許があるというだけで運転を頼まれることもあって困る。そう思っている人は、思い切って運転免許を返上するという方法もあります。
返還したら、身分証が無くなって困ると思うかも知れません。今は顔写真付きの住基カードを作れば問題ありません。また、運転歴を証明する「運転経歴証明書」も、免許証とおなじく身分証として使えます。
高齢の方であれば、安全のためにも返納してはどうでしょうか。
運転免許を返納すると優遇処置が受けられます。
例えば東京都の場合は、信用金庫の金利アップや、デパートから自宅への配送料無料、その他飲食店でのサービスが、高齢者運転免許自主返納サポート協議会の加盟店舗で受けられます。
その他、タクシーを割引きで利用できる都道府県も多いです。