あなたは、自分の笑顔がどんなだか知ってますか？意外と見たことがないかもしれません。
目は口ほどにものを言うとはよく言ったもので、アルバート・メラビアンが行った実験によると、コミュニケーションにおいては言語以外の資格情報がとても重要であることがわかっています。
簡単に言えば、同じ台詞でも笑顔で言えば楽しいジョークでも、真顔で言えばモラハラになってしまうということです。
こちらの気持ちを伝えるには表情が大切ですが、笑顔をつくるのが苦手、不自然になってしまう、ぎこちなくひきつってしまうので自分の笑顔が嫌いという人もいるでしょう。
まず、「良い笑顔」とはどんなものでしょうか？
４つの自然な笑顔のポイント
１．目の形が月目、細くなっている
目の形的には、まりもっこりの目みたいな形です。まりもっこりの目は白目が多くて黒目が小さいのでいやらしく見えます。普通は、笑うと目が細くなるので、黒目の割合が増え、好印象になるので安心して下さい。
どんなに良く笑う人でも、目が笑っていないと不自然です。女優さんなどで、目元がしわになるのを嫌ってか、目元が動かない人がいますよね。口だけで笑っていると、冷たい印象になってしまいます。
しわを気にせず目を細くする、まぶしいものを見たときの目を意識して下さい。
２．頬の筋肉がもちあがっている
頬の筋肉があがると、口角もあがります。頬の筋肉が動いていないと、笑っても力強さがなく、疲れた印象になってしまいます。
表情筋を鍛えましょう。
右の口角、頬をおもいきりもちあげ、右目を閉じる。それを5秒キープ。左も同様に。
他にも、頬を凹ませる。頬を膨らませる。実際に頬をふくらませた状態で本物の風船を膨らませる。などのトレーニングがあります。
３．口が開いて、上の歯が見えている
笑ったときに自分の歯がどのくらい見えているか知っていますか？
歯がみえた方が好印象です。できれば上の歯だけが見えた方がベター。もちろん歯が綺麗な方がいいですね。虫歯などは治療しておきましょう。
「イー」と言いながら、口の開き具合を確認して下さい。
４．歪みがすくなく、左右が均等になっている
せっかくの笑顔でも、左右が非対称だと何かをたくらんでいるように見えてしまうことも。
ゆがんだ笑顔の原因としては、筋肉のバランスが悪い、癖になっている、噛み合わせが悪いなどが考えられます。
筋肉の弱い方をトレーニングしたり、場合によっては歯医者へ行くのも効果があるかも知れません。
食事の時に左右均等に噛むのも大切ですね。
その他、ちょっと気を付けること
・顎を上げない
下目遣いになるので、見下した印象になってしまいます。顎は軽くひきましょう。
・無理に笑わない
無理矢理偽物の笑顔を作っていると、「ずっと笑顔で信用できない」と言われることも。あくまでも自然なタイミングで。
・相手の目を見る
ずっと相手の目をみていると、相手を疲れさせてしまいます。たまには目線を外すことも大切です。相手の目ではなく、口もとを見ておくと自分の緊張も少なくて済みます。
・毎日鏡でチェック
自分の表情を毎日チェックしましょう。疲れているときでも、笑顔をつくると少し元気になります。
目が細くなっているのが自然に見える一番のポイント