登山で蜂に刺されない方法は?服装の色などで蜂対策

巣に近づかない。いたずらなどで刺激をするのはもってのほかです。道から外れて踏み込むのは避け、決まった登山コースを歩きましょう。
ミツバチ

蜂と出会ったら

スズメバチがあなたの周りをホバリング(空中で停止)していたら危険です。あごで音を出して威嚇してきます。手などで振り払うのも刺激してしまうのでやめましょう。スズメバチからの逃げ方としては、急に駆け出すのもNGです。大声も蜂を刺激してしまいます。
姿勢を低くしてゆっくり巣から離れましょう。飛んでいるスズメバチは、真下が見にくいためです。80メートル以上は追ってこないと言われています。

巣から離れた場所であれば、わざわざ攻撃をしてくることはほとんどありません。じっとして飛び去るのを待ちましょう。

車の中に入ってきた場合は、落ち着いて車を停めて、窓を開けましょう。

基本的に、家の中やベランダなどで遭遇してもあわてないで大丈夫です。エサを探しに来ている場合は、下手に刺激を与えなければあちらから攻撃してくることはありません。

どんな格好をしておけばいいの?

明るい色の帽子

帽子で髪の毛を隠そう

スズメバチは黒色に対して攻撃してきます。服装は黒は避け、髪の毛を隠すために帽子をかぶりましょう。白、黄色、銀色などがおすすめです。

肌の露出を減らすのも大切です。長袖、長ズボンを着用しましょう。肌にフィットした服では蜂の針が皮膚に届いてしまいます。

匂いにも注意です。ヘアスプレーや香水などの甘い香りは蜂を呼び寄せます。柑橘系の虫除けスプレーもありますが、蜂には効きません。逆に寄ってくるでしょう。化粧の匂いも注意して下さい。
缶ジュースなどにも寄ってきます。もし服にこぼしてしまった場合などは、その服をビニール袋などに入れておきましょう。

万が一に備えて、小型の殺虫スプレーを携帯しておくと安心ですが、できれば余計な刺激は与えたくありません。使うのは本当に緊急事態の時だけにしましょう。もしも蜂をやっつけても、踏みつぶしたりしないように気を付けてください。毒には仲間を集めるフェロモンが含まれているため、他の蜂が集まってくる可能性があります。

登山でなくても、蜂には注意です。
洗濯物を取り込むときに、蜂が服にとまっていないか気を付けて下さい。暗くなっても洗濯物を外に出しておくと、蜂が服に止まって休んでいることがあります。
気が付かずに、服や布団と一緒に部屋に取り込んでしまった場合は、蜂に刺激を与える可能性が高く危険です。

部屋の中に蜂が入ってきたときは、部屋の電気を消して窓を開けておきましょう。蜂は明るい方へと飛んでいくので、しばらくすれば外で出て行きます。巣が近くに無い限りは、あまり攻撃的ではないので落ち着きましょう。
蜂は殺虫剤に弱いですが、刺激することになって攻撃されるかもしれません。大人しい蜂はできるだけ自分から出て行ってもらいましょう。

 スポンサードリンク