どこにある!?《出てこない探し物の見つけ方・探すコツ》

あれ?あれどこ置いたっけ?部屋の中にはあると思うんだけど…
どこだっけ…?
ものを探す時間って無駄ですよね。人は、探し物に一日に10分の時間を費やしているそうです。一年間のうち61時間近くになります。60年だと153日分にもなります。一生のうち5ヶ月まるまる何かを探してると考えると、いかにもったいない時間を過ごしているかわかるでしょう。

良く探す紛失物といえば、携帯電話、家や車のカギ、書類、メガネ、財布、ポイントカードなどが多いでしょう。耳かきや爪切り、ハサミ、ライターなどの普段使うものも。
効率よく紛失物を見つける方法、コツや、よくある場所などを紹介します。

最初に探したところを探す
そこに無かったから探してるって?でも、そこにある可能性が高いんです。灯台もと暗しです。もう一度念入りに探してみて下さい。どこかすき間に落ちたりしていませんか?

いつも置いている場所を探す
最初に探したところと同じかもしれませんが、ここは外せません。何かに紛れ込んでいるのかも。そこから落ちたのかもしれません。

最後に見たのはいつ、どこで?
いつどこで最後に見ましたか?それ以降の行動を思い出してみましょう。同じように行動をシミュレーションしてみてもいいですね。

無くした物の名前を言いながら探す
探している物の名前を繰り返し言いながら探してみて下さい。その方が対象物が速く見つかったという研究結果があるのです。集中力が高まった結果だろうとのことです。無意識に実行してる人も多いかもしれませんね。

他に、「あるかもしれない場所」はどこ?
物を探すのではなく、「見つかる可能性のある場所」を見つけるです。あるかも知れない場所をリストアップしてから、その場所を探してみましょう。

ありそうな場所の例
上着のポケットの中、前に着ていた洋服の中、いつもと違うカバンの中、車の中、靴の中、ソファの隙間、布団・押し入れの中、電話機の近く、引き出しに落下…

一息入れてリフレッシュする
煮詰まったら、リフレッシュしましょう。シャワーを浴びてる時って、いろいろとアイデアが出てきませんか?「そういえばあの時…」と、何か思い出すかも知れません。

一度あきらめる
無くても困らない、なんとかなる物の場合は、一度あきらめてしまうのも手です。時間は有限。他の有意義なことに人生を使いましょう。それに、あきらめたころに見つかるというジンクスもあります!


紛失してしまう原因は?

もし、頻繁にものを無くしてしまうなら、何か原因があると考えましょう。

環境

性格を直すのは大変なので、仕組みを取り入れましょう。たとえば自転車の鍵をよく紛失してしまうなら、ボタン式リング錠やダイヤルロックにすれば鍵を持ち歩く必要がありません。(暗証番号を覚えておく必要はありますが…)
GPSで探せる携帯に変えたり、カギに口笛に反応するキーホルダーをつけたりといった対策も考えましょう。

部屋が散らかっている
木を隠すなら森の中。あなたの部屋が、森になっていませんか?
整理整頓をこころがけることで、ものがなくなる回数が減るでしょう。物自体の数を減らすのがポイントです。

定位置が決まっていない
ハサミはこのペン立て、爪切りはこの引き出しと、定位置を決めておきましょう。使ったら元の場所に戻せば、なくなることはありません。カバンも、どのポケットに何を入れるのか決めておきましょう。

病気

どこに置いたか忘れてしまうということは、物忘れということ。
人の名前が思い出せないことが増えていませんか?
その多くは老化によるもの。年齢によっては、ある程度はしかたのないことです。
ですが、病気が原因のこともあります。病院の受診も検討しましょう。

認知症
物忘れでまず思いつく病気が、認知症(痴呆)ですよね。健康な人と違い、忘れてしまったことの自覚が無いのが特徴です。「忘れていること」を忘れていることが多いです。

脳外科の疾患
急に物忘れだけでなく、ぼけてきた場合は、脳腫瘍などの脳外科疾患の可能性もあります。
頭部CT撮影でチェックしましょう。

うつ病
神経伝達物質のバランス異常で引き起こされるうつ病。無気力になり、頭の回転も遅くなります。
そして、集中力の低下が引き起こされるのです。寝不足の時と似た状態と言えるでしょう。

薬剤の影響
睡眠薬や抗うつ薬などの服用によって、注意力散漫になり物忘れも多くなる可能性があります。
薬を飲み始めてから、ろれつが回らなくなっていませんか?

ADHD(注意欠如多動性障害)
落ち着きが無い、衝動的に行動をしてしまうなどの症状があるADHD。忘れ物、なくし物が多いのも特徴です。生活環境の見直しが必要でしょう。

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