ストレートネックを改善したい!矯正枕や簡単なストレッチ

ストレートネックを治したい
肩こりがひどくて頭痛がする…その原因はストレートネックかもしれません。
通常は前に張り出すように緩やかにカーブしている首の骨ですが、ストレートネックは文字通りまっすぐになってしまっています。見た目としては、首を前に出しているような状態です。
通常の首とストレートネック
パソコンなどのデスクワークが多い人は要注意で、とくに猫背の場合は気を付けなくてはなりません。スマホの普及も原因のひとつとなっています。スマホ症候群という言葉も一般化してきました。
頭を首の筋肉だけで支える状態になるため、肩こりが慢性化してしまいます。筋肉が緊張すると、血行が悪くなるため、頭痛などの症状を引き起こします。ひどくなると、手足のしびれや、吐き気やめまいにまで発展します。

首の骨がゆがんでいるということは、全身のS字カーブが乱れているということです。
基礎代謝が落ちる、内蔵機能が低下するなどの可能性があります。

ストレートネックを治すために自分でできること

普段の姿勢を正す
姿勢によるところが大きいので、まずはそこから直す必要があります。

  • デスクワークは、一定時間おきにストレッチなどを行う
  • パソコンモニターを高くして、前屈みにならないようにする
  • 足を組んだり、ほおづえをついたりしないようにする

首の矯正枕
かまぼこのような形の、半円形の硬めの枕があります。「総桐木枕」や、「シンデレラ・ストレッチ・ピロー」などのストレートネック向けの枕もあるので、試してみて下さい。
バスタオルを丸めて、両端をとめたものでも代用できます。簡単に高さも調節できるのでおすすめです。症状がひどい場合には、無理に硬い枕を使うとよくありません。タオルを低めの自由な形にして、寝返りを打ったときでも負荷がかからないようにしましょう。
仰向けになったときだけでなく、横を向いたときの状態もチェックしましょう。

簡単ストレッチ
猫背が原因なので、その反対に反るストレッチが有効です。椅子に座ったまま、万歳して背もたれによりかかりましょう。首を挙げて反らせる。胸を開いて反らせるなどの簡単なストレッチでも効果があります。
寝る前には、うつぶせになって上体を起こしましょう。オットセイのイメージです。腕はついたままでOKです。
痛みがある場合は無理をしないようにしましょう。5回を目安に。

※注意
頭痛やめまいの原因を、自己判断でストレートネックのせいだと決めつけるのはよくありません。症状が気になる場合は、一度病院で診察をうけましょう。

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